最近歳のせいかグロいのがあんまり得意じゃなくなってきた。

ちょういまさらですが、戦国BASARAを見ましたぼくですこんにちは。



きもりくんも一緒に見てたんですが、アレで歴史を覚えてしまうとやばいです。
何故か信長は幸村と正宗が共闘してやっつけたことになってますｴｰｴｰ光秀ﾄﾞｺｰ？

光秀はどういうわけか、片倉小十郎にぬっころされてましたｴｰｴｰ？

ゲームは1～3までやっておりますので、トンデモ解釈ってことは知っておりましたが
アニメはそれ以上にぶっ飛んでました。

幸村＆正宗VS魔王信長最終決戦、正宗大ピンチに颯爽と空を飛んでやってきた
本多忠勝殿の勇姿に、わたくしの腹筋は崩壊いたしました。
本当にありがとうございます。

ﾋﾟｷｭｰﾝ！というなんとも人間臭さを感じさせない擬音と共に
ﾌﾟｼｭｰ！と空に飛び立つ忠勝殿を、「おお！本多殿！！！」と見上げる兵の方々には
コーヒー返せと言いたいです。アレ本多殿ちゃう！ロボットや！
重ねがさね本当にありがとうございます。


そんなこんなで（なにがそんなこんなかは謎である）今日は久しぶりに
感想文を書こうと思います。
ええ、ひょえこしか読まないと思うけどかまへんのや！
ていうかグロかったりなんだりするので、ひょえこ以外にはお勧めしない。

「屍病汚染　DEAD RISING」

バイオハザードで有名なカプコンの、もうひとつのゾンビゲー「デッドライジング」が
なんちゃらかんちゃらで製作された、和製ゾンビ映画のようだ。

なんていうか……うん。


人間がゾンビになっちゃう屍病が蔓延した日本。
ある兄弟が隔離区域に取り残されてしまうわけですよ奥さん。
んで保護施設に入れてもらおうとするわけですが、施設はもういっぱいいっぱいで
受け入れ拒否されて、仕方なくふたりでなんとか脱出を試みるものの、
ゾンビが徘徊する町で夜を迎えてしまい、あるでっかい倉庫に逃げ込むわけです。

このご兄弟、兄は男気溢れるナイスガイ、弟は事故かなんかで車いす。
そんなふたりが逃げ込んだ倉庫には、既にそこを縄張りにしている
DQNグループがいたわけで、兄は弟を逃がすためDQNと戦いしんでしまうわけです。

車いすで逃げ回る弟は、途中で看護師のおねいさんと出会います。
おねいさんは「屍病に感染しても、発症を抑えることができる薬」を探して
この倉庫にやってきたわけです。

この倉庫内にはサイコなDQNがいるし、ゾンビもウロウロしてるからやめとけ！
弟が止めるのも聞かず、お薬探索に出かけたおねいさん。
はい、次のシーンですでにDQNに捕まってました。ですよねー。

ここまで弟泣き言を繰り返すだけで、何の役にも立ってません。
だがしかし、自分を守るためしんでいった兄者と、おねいさんの勇気を目の当たりにし
弟覚醒。
車いすにチェンソーとかなんとかいっぱいくっつけた装甲車を作成。
ゾンビの群れを突っ切り、サイコリーダーからおねいさんを救出成功。

合流したおねいさんと一緒にお薬発見おめでとうおめでとう！
だがしかし。
おねいさんゾンビに噛まれまくりだったので、お薬投与したときにはすでに手遅れでした。

ひとり残された弟が外に出ると、すでに日が昇っておりました。
ああ、おれは生き残ったんだ。これからも生き延びてやる。みたいな感じで
ふらふらと歩き出したところ。

屋上からゾンビを狙い撃ちしてたDQNのしたっぱのライフルでずどーん。



ね……。なんていうか……ね。
カタルシスというものをどっかに置き忘れてきちゃったんじゃないかとね。

たとえばころされた兄者がゾンビになって、DQNどもを食い散らかすとかだと
なんかスッキリするじゃない。
ああ、ゾンビになっちゃったけど、兄者は弟を守ったんだな、的なね。

おねいさんが命がけで発見したお薬も、おねいさんと弟がしんでしまったことで
倉庫に放置されっぱなしになるわけで、おねいさんの努力はなんだったんだ？とかね。

あと主人公らしい弟が、とてつもなく自分勝手なので
ずぇんずぇん感情移入できないからな！

うん、とても後味の悪い映画でござった。




「感染島」

シドニー港に浮かぶ孤島、ロックアイランドで開催されるミュージックフェスティバル。
孤島なので、みなさんチケット持ってお船に乗って島に渡るわけですが
ズルして海底トンネル通って島に渡っちゃおうZE！と思いついたあるカップル。
ネズミさんやらコウモリさんが住みつく暗いトンネルを通って島に向かうと
トンネルの途中に血だらけのおじさんが……。

って感じで導入部はわくてか全開でした。ええ。

このおじさんが謎のウィルスに感染していて、接触したカップルの男の方に感染して
そこから先はパンデミックです本当にありがとｒｙって感じです。

主人公のおじさんは、州の衛生管理の責任者？なんか知らんけどそんな感じで
感染拡大を防ぐため、島を隔離してなんちゃらかんちゃらで、
州のお偉いさんは「マジでー？そこまでしなくてもいいんじゃね？」的な態度で
うんちゃらかんちゃらなんですが、そんなことやってる間にも
島には感染者が続出するわけです。

んでね、この感染者っていうのがね。
外見がね。
マジゾンビなの。
とてもグロいの。
お食事中の方にはおすすめしない。
ていうか普通お食事しながらこんなの見ない。


んでまあよくある話なんですが、ウィルスの正体は軍が絡んだ
バイオ兵器だったとか、そういうオチで。

ワクチンも見つかり、なんとか収束しそうだねってところで、
隔離中も島にいたのに、特別扱いで家に戻っていた州のお偉いさんの娘が
自宅の居間で血だらけでピクピクしてるところでエンド。

主人公が舞台の外でなんちゃらやってるって感じがして、ちょっとアレでしたが
まあまあおもしろかったような気がしなくもない。
いっそのこと、主人公を島にいる息子あたりにして、おとうちゃんのアドバイスを受けて
感染防止に奔走する、とかにしたらよかったんじゃないかと思ったりもする。
一学生には荷が重過ぎますかそうですよね。