一家に一ゾンビ。

TWの話。


はにー250まで＠4M狩場がねえ。
えんヴぃー235ハゼもう嫌だ。
ぎらおちょう久しぶりの要塞カクカクしてたら勝ってた。
せれびぃやっと175聖杖を握るお猿縛りはつらすぎる。

最近のぼくはこんな感じです。

そして今日も映画の感想文。
夏だからね。やっぱりホラーだよねそうだよね。
ホラーといえばゾンビだよねそれしかないよね。


「ゾンビーノ」

なんてイカス邦題なんだこんちくしょう。

宇宙から飛来した放射能の影響で、死体が蘇り人様を襲う時代。
ゾンビ対人類の戦争が起こります。

ゾンビ戦争と呼ばれたその争いは、長きに渡って続きましたが
ゾムコン社が開発した、特殊な首輪により
人類はゾンビを飼いならすことに成功しました。

その首輪をつけたゾンビは、おとなしく従順になり
家事もできるペットとして大人気。
今では一家に一ゾンビの時代になりました。


主人公の少年ティミーは、社会に馴染めない孤独な少年。
学校ではクソガキどもにいじめられ、家では世間体を気にするママンに
友達作れ光線ビシバシ浴びせられています。

ティミーの家では、親父がゾンビになった自分の父親（ティミーのじいちゃん）
を殺したことがトラウマになっており、ゾンビ大嫌い。
というわけでゾンビを飼っていません。
ママンは世間の手前それを恥ずかしく思っています。
んでママン、勝手にゾンビを飼うことに決定してしまいました。
女ってやつぁ見栄をはりたがる生き物なんですね度し難し。

ティミー家にやってきたゾンビは、見た感じ中年のおっさんゾンビ。
最初はあまり興味を示さなかったティミー少年ですが
いじめられっこから助けてくれたりなんだりで、ゾンビを友達と認識します。
おっさんゾンビに「ファイド」と名前をつけて、友情を育んで行きます。

ゾンビの首輪には、赤いランプがついていまして
それが光ってる間は従順で言うことを聞きますが
なんってったって機械です。壊れるときは壊れます。
壊れたら己の食欲のままに人間を襲います。
そんなの飼えるか？ねーだろ普通。

ティミー少年の親友ファイドも、近所のばあさんに暴行を受け
首輪を壊されてしまいました。
ファイド暴走ばあさんにガブリ。かゆ…うま……。

ティミー少年ビックリ仰天でファイドをゾムコン社に引き渡すと思いきや
証拠隠滅全力でかばうことを誓う！
ゾンビは友達怖くない精神ですねわかります。

だがしかし、いじめっこ少年ロイとその仲間が
近所のばあさん殺害犯はファイドということを知り
ティミー少年を木に縛りつけ、ファイドをライフルでぬっころそうとします。
いじめっこロイはあふぉなのか知りませんが、先にファイドの首輪を壊したので
返り討ちにあいましたマジバカじゃね？

首輪壊された、いじめっこ少年たちしんだ。
ティミー少年は木に縛り付けられ動けない。
ファイドの首輪は壊れている。
ティミー少年絶体絶命のピンチ！って思ったら
何故か縛り付けられた縄を解こうとがんばるファイド。

ああ、友情って素晴らしいね！

いじめっこ少年ロイとその仲間を返り討ちガブリしたのはええんですが
ガブリしちゃうとそいつらもゾンビになるわけです。
いっしょけんめ縄を解こうとがんばるファイドですが
なんてったってゾンビです。小難しい作業は向いておりません。

ま、ママを呼んで来て！
でもママは食べないでね！

おりこうさんなファイドは、ティミー少年の言いつけを守り
ママンをお迎えに行きます。
途中首輪のランプが消えてることに気づいたママンですが
ファイドがおりこうさんってことに気づき、信じることにしたらしいです。
俺には無理。マジ無理。

いじめっこ少年ロイゾンビに襲われる直前、ファイドとママン登場。
ファイドの怪力と、ママンの銃でどがーんどがーんと撃退。
ママンマジつええ。色んな意味で。

ママンはロイと仲間ゾンビを掘っ立て小屋に突っ込み、ガソリン撒いて
火をつけ証拠隠滅。
アンタ…すげーよ……。


その頃、町ではファイドがガブリしたばあさんゾンビが
あっちでガブリこっちでガブリしてゾンビを増やしてたわけですが
ファイドと友情を育んだティミー少年と、
ゾンビに淡い恋心を抱き始めたママンには、そんなこたあどうでもいいらしいです。
いやあかんやろ……。


なんだかんだでファイドがガブリしたことがバレて
ファイドはゾムコン社に隔離されてしまいます。

ティミー少年はファイド救出のため、ゾムコン社に侵入。
そこらへんにいたゾンビの首輪壊して
ヴァー！っとパニックを起こしてファイドの元へ急ぎます。
ティミーくん、キミってヤツは……。

ゾムコン社の偉い人が、ティミー少年確保。
てめえ色々とやらかしてくれたじゃねーか！ってことで
操られてないゾンビがいっぱい徘徊してるとこに追い出そうとします。
そこにティミーの親父登場。
揉み合ってたら撃たれてしんだダメじゃん。

真打は最後にやってくる。
というわけで、ファイド&ママンの最強コンビがやってきて
ゾムコン社の偉い人ガブリして終了のお知らせ。

ティミーとママンとファイドは仲良く暮らしました終わり。



ティミーとママンにとっては、ちょう心温まるラブ&ピースなお話でしたが
周りの人たちにとっては迷惑以外のナニモノでもなかった気がしますが
とてもブラックでハートフルなゾンビコメディ映画でした。

うん、ちっとも怖くなかったよ。でも面白かったよ。