田中とマルクスと闘莉王。

あかん、やる気が出ねえ…ぼくですこぬぬぬぬ！



せれびぃがやっとのことでめつらになりましたので
めつら王女握ってメテオしまくってやんぜ！と思っていたんですが


おさる…飽きたよ……。



チャリ鍵はくそばかリアルキモリが上着のポケットに入れたまま
学校に行っていたことが発覚しました。

昨日は夕方からバイトだったので、バイト終わったとたん
チャリぶっとばしてげおに走りました。

バイト終わったのが夜の8時くらい。
げおまでの最短ルートは暗い住宅街やら団地を抜けて行かねばなりません。

大通りを通れば明るいんですが、車がじゃんじゃん走ってるし
信号がいっぱいあるのでめんどくせえんですよね。

最近ホラーばっか見てるので、暗い団地の中をつっきると
物陰からぞんびー出てきそうで怖いので
リアルキモリを騙してついてきてもらうことにしました。


ぼくが先にチャリをぶっとばし、あとからキモリがついてきます。
黙ってチャリをこいでると行く気が失せるので、キモリに話しかけます。


「最近こええのばっか見てるからこういう暗い道気持ち悪いよねー」

「……」


へんじがない　ただのしかばねのようだ


いや違う！しかばねじゃなくて知らないおっさんだった！


←◎（おれ）　　　←◎（キモリ）
　　　　←◎（知らないおっさん）　

知らないおっさんがぼくたちを追い抜こうとしていたところに
ぼくは話しかけてしまったようです。

気まずい雰囲気を背中から発散しつつ、おっさんはぼくを追い抜いて去っていきました。

ぼくは恥ずかしさのあまり、顔から火が出て前髪チリチリに焦がしながら
黙々とチャリをこぐことしかできませんでした。


ホラーばっか見るのもほどほどにしておこう。
そう思ってげおに突入したぼくですが、やっぱホラー借りてきた！
ダメじゃん！

今回は「●ＲＥＣ2」の感想文だよ！

「●ＲＥＣ2」

オリジナル「●ＲＥＣ」の続編でござる。
前作のラストから数時間後の設定のようでござる。

謎の感染症で住人が凶暴化してぞんびーみたいになっちゃった
封鎖されたアパートに、専門家の博士とＳＷＡＴ4人が事態収拾のため乗り込みます。
証拠を残すためという名目で、ビデオカメラで一部始終を撮影するという設定なので
ぼくらが観るのはこのビデオカメラで撮影されたものになるわけですね。

ＳＷＡＴ4人のことはは便宜上
チーフ、田中（おっさん）、マルクス（若い人）、闘莉王（ビデオ係）
と呼ばせていただくことにします。


保健局からやってきた博士というのは世を忍ぶ仮の姿ってヤツで
実はこの博士、神父さんでした。

謎の感染症、その感染源はなんと悪魔に乗っ取られた11歳の少女だったそうで
その少女の血液からワクチンが作れるとかなんとか。

神父さんの目的はその血液を持ち帰ることなんですが
ＳＷＡＴの皆さんは事情を知らされてないのでございます。

なんの事情も知らずにこんなとこ連れてこられて無事にすむわけないじゃあーりませんか。

案の定まずマルクスががぶりとやられます。
んで田中も大量の感染者に襲われ、なんとか小部屋に逃げ込むんですが
ドアが破られそうになり、拳銃咥えて自らずどん。

チーフと闘莉王は必死でもう帰ろうよこわいよしんじゃうよーって
神父さんを説得しようとするんですが
この神父さんは職業意識のかたまりで、任務を果たさない限りは帰らんし！
の一点張り。

しかたなくアパート内を捜索してたら、また感染者に襲われたりなんだりして
ビデオ壊れて困ったなあここで終わっちゃうじゃんよーってとこで画面が切り替わり。


いたずら大好きくそがき少年とその妹+少年の友達がビデオカメラで遊んでます。
衝撃映像でも撮ってやんぜ！ってことで、
下水道を通ってアパートに侵入するわけですよ。

んで襲われたりなんだりしつつ、ＳＷＡＴ隊と合流。
だがしかし、くそがき少年噛まれて感染。
妹とお友達は邪魔だからと小部屋に閉じ込められて
ビデオカメラは闘莉王に没収される始末。

こいつらカメラを闘莉王に渡すために出てきたとしか思えません。

そんでまたなんだらかんだらやってたら
ビデオのバッテリーが切れそうだ！ここまでかっ！ってとこに現れたのは。


前作のヒロイン、テレビリポーターのおねえさんでした。

ご丁寧にカメラ抱えてるよすごいね。

おねえさんとチーフと神父さんと闘莉王の4人で、悪魔少女の血液を手に入れるため
最上階へと向かうわけですが、ここからまたすったもんだがあって。

衝撃のラストへと続くわけなのです。
ネタばれなので反転しますのです。



悪魔少女は明るいところでは見えない（というか存在できない？）みたいな
設定らしく、カメラを暗視モードに切り替えると姿を現します。

んでチーフは井戸みたいなとこに引きずり込まれ行方不明
神父さんは襲われやべえ！このおっさんおわた！と思ったところで
おねえさんが銃で悪魔少女の頭をずどんと一発。

闘莉王とおねえさんはもう無理逃げよう！と神父さんを説得するんですが
神父さんはかたくなです。

おねえさん突然切れて、神父さんを殴るわ蹴るわ。
止めようとした闘莉王に銃を一発黙らせてやったわはっはー！

闘莉王おつかれ……。
あとは床に放置されたカメラがなんとかしてくれるはずだ……。


おねえさん、倒れた神父さんに馬乗りになり、神父さんの首をごきっとな。


アレです。
悪魔はおねえさんに乗り移ってたんですね。

おねえさんは神父さんの声色で外に連絡を取ります。

「生存者女性一名。私は感染したのでここに残る。後はこのアパートを焼き払え」


かくして悪魔は外の世界へ解き放たれるわけです。



感染したいたずら大好きくそがき少年は自業自得だけど
感染してない妹とお友達のふたりはどうなったんだろうか？


ていうかこの映画の主人公って、実はビデオカメラなのかもしれないと思いました。